質問あれこれ
就職支援担当の山口です。
今週はキャリコンウィークということで、第1、2教室全員の方と面談をさせていただきました。特に第2教室の方は1回目のキャリコンで、緊張されていた方もいらっしゃったと思います。
面談の中で、いろいろ質問をさせていただく事も多いのですが、最近思うのは、質問の言葉の選び方で、受け取られ方が大きく変わる事がある、という事実です。
例えば、相談者の「不安に思っているんです…」という言葉に対して、その不安の中身を知りたくて、
「なぜ不安なんですか?」
と質問したとします。
「なぜ?」という言葉に反応すると、相談者は「なぜだろう?」と思い始め、自分の内面に向けて、不安の正体を探ろうと考えだします。
そうすると、「良く分からない」という反応だったり、「自分のせい」とか「自分が悪い」という方向に流れたりすることがままあります。
そこで、
「何が○〇さんを不安にさせているんですか?」
と言葉を変えてみます。
「何が?」と言われると、自分の外に目が向けられ、自分を不安にさせている客観的事実に焦点があてられるようになります。それをきっかけに、現状の整理ができたり、悩みの元凶が見えてきたりすることがあります。
質問の意味的には同じように見えて、受け取る方の反応まで考慮して言葉を変える方法です。
日常にも使えそうですね。
癇癪起こしている子供に、「何怒ってるの?」と聞く代わりに、「何があなたを怒らせてるの?」と聞く方が、感情的にならず状況を教えてくれそうです。
でも、思春期の子にどんな質問しても、「ほっといて!」とか「…(無言)」、って反応になりそうですが。。
40年前、あの時の自分に変わって両親に謝ります。 すみませんでした。。。
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