キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリングの違い

就職支援担当の山口です。

今日は第1教室のキャリアコンサルティング2日目でした。就職支援担当としては、いつもに増して気合の入る日です。

キャリアコンサルティング(以下、キャリコン)とよく似た言葉で、キャリアカウンセリング(以下、カウンセリング)があります。

どちらも面談であることに変わりはなく、区別せず使われている場合も見受けられますが、個人的な考えでは微妙に違うと思いますし、区別して使うようにしています。

以下、個人的な考えを述べます。

キャリコンやカウンセリングを、

行う人を【CO】(COnsultant/COunselor)、

受ける人を【CL】(CLient)と略して表記します。

まず、キャリコンとカウンセリングの共通点。

・【CO】と【CL】は、安全な環境で対話を行う

・【CO】と【CL】は、対話を通じて、お互いを信頼し何でも話せる関係を構築する

キャリコンの場合

・【CO】と【CL】は、目標を共有している

・共有された目標達成の為、【CO】は【CL】に指示的なアドバイスをすることがある

・目標が達成された事を【CO】【CL】共に確認することができる

カウンセリングの場合

・最初から【CO】と【CL】で共有される目標はない

・【CO】は【CL】がかかえる問題を、言語化を通じて【CL】自身が意識できるよう促す

・【CO】から指示的なアドバイスをすることは無い(少ない)

・問題の解決は【CL】自身しか判断できない

キャリコンの特徴は、双方で共通の目標を認識している事です。

私達、職業訓練校での共通の目標は「(再)就職」ですよね。

訓練期間中は、耳タコ状態で「(再)就職」の目標を確認させてもらっています。でも訓練修了後、日々の生活の忙しさに翻弄され、目標を忘れてしまうかもしれません。

そんな時でも、就職支援担当はギリギリまで目標を追いかけます。

なぜなら、【CO】と【CL】は目標を共有したから。

目標を達成させることが、私たちの仕事でもありますが、それよりも、何よりも、【CO】と【CL】の「約束」だから。

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