Excelコソコソ噂話(其の弐)
第1教室講師の櫻庭です。
今朝、通勤途中にある桜の木を注意して見てみたら、蕾がすこし膨らんでいました。着実に春が近づいてきていることを発見することができて、なんだか嬉しくなりました!
さて、大好評(諸説あります)にお応えして、今日はExcelで扱う「日付」について紹介します。
Excelで日付を表示する場合、2022年3月7日とか2022/3/7のようにたくさんの表示形式から選択することができます。
Excelでは日付を「数値」として扱います。つまり計算式で数値と同様に足し算や引き算などができるのです。例えば、「日付+5」で5日後の日付を求めたり、「日付A-日付B」で日数間隔を求めたりすることが出来ます。実は、Excelは日付を入力されると、内部処理で「1900年1月1日からの経過日数」に変換します。これは「シリアル値」と呼ばれていますが、今日2022年3月7日のシリアル値は44627です。つまり今日は1900年1月1日から数えて44,627日目ということになります。
Excelには日付に関する様々な関数が用意されています。代表的な関数は、今日の日付を表示するためのTODAY関数です。TODAY関数で表示される日付は自動的に更新されてしまいますので注意が必要です。契約書などの日付が勝手に更新されたらまずいですよね。自動更新しない「今日の日付」を挿入したいときには、セルを選択してからCtrl キーを押しながら ; (セミコロン) キーを押してください。日付がわかっていれば、その日の曜日も表示することが出来ます。自分の誕生日が何曜日だったかExcelを使って調べてみるのも一興ですね。
それでは次回、Excelコソコソ噂話(其の参)をお楽しみに!(そろそろネタ切れ…)
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