相対参照と絶対参照ってなぁに?

講師担当の櫻庭です。

11月7日のニュースによると、新型コロナウィルス感染者の死者数が昨年8月2日以来1年3か月ぶりにゼロだったそう。このまま沈静化してくれー!

さて、他のスタッフに先週のブログネタを提供してあげた(しつこく上から目線)のは良かったのですが、自分のブログネタがないことに気づきました。さて、どーしましょう‥。困りました…、思いつきません。

ならば!たまには講師らしいネタを書いてやっか!(どんだけ上から目線?)ということで、現在第1教室で学んでいる表計算ソフトのExcelについて少しお話させていただきます。

第1教室では、Excel基礎の講義も終盤になり、ここまで「表の作成」「グラフの作成」「データベース機能」について学んできました。Excel基礎を学ぶにあたって一番の山場は「セル参照」についてだと思っています。

セル参照とは、計算式などで、列番号と行番号からなるセル番号を使うことを意味します。例えば、「=A5+B5」のように計算式を入力すると、A5セルの内容とB5セルの内容を足した結果を表示することになります。これだけだとそれほど難しいことではありませんが、実はセル参照には「相対参照」と「絶対参照」の異なる参照方式があります(本当は、「複合参照」もあるのですが、ここでは省略)。

前述のA5やB5のセル参照は相対参照です。相対参照は数式をコピーした時に、Excelが自動的に参照するセル番号を調整(変更)してくれます。表の中で同じような計算をしなければならないときに相対参照で計算式を作っておけば、コピーするだけで計算式(参照するセル番号)を再入力する手間が省けます。

一方の絶対参照は、数式などをコピーしてもExcelが自動的に参照するセル番号を調整しないようにするためのものです。絶対参照にするには「=A5*$B$5」のようにセル番号の列番号と行番号の前に$(ドル記号)を付加します。この数式をコピーすると、相対参照のA5はExcelが自動的に参照セルを調整しますが、$記号を付けたB5セルの参照は調整されません。共通の掛け率など、計算式で同じセルを参照するときは絶対参照にするのです。

短いブログの中でわかっていただくのは難しいかもしれませんが、「もっと詳しく知りたい!」という方は、是非当法人の訓練に受講のお申し込みを!現在、来年1月4日(火)に開講予定の公共職業訓練『209ビジネスパソコン基礎科(託児サービス付)』の受講生を絶賛募集中(12月10日(金)締め切り)です!!

【公共職業訓練】2022年1月開講の受講生を募集しています|209ビジネスパソコン基礎科(託児サービス付) | 特定非営利活動法人 フェイスアップひたち
https://faceup-hitachi.org/accept/2021-11/2250

お知らせ

Twitterはじめました。よろしくお願いいたします。