パラリンピックを見て思う
就職支援担当の山口です。
9月に入り、めっきり涼しさを感じる今日この頃です。
もう秋が来たのでしょうか? ちなみに、私が秋を感じるのは某ビール会社が秋限定で出す「秋味」がコンビニに出始めると、「あぁ、もう秋だな」と感じます。
全然話が変わりますが、みなさんパラリンピック、見てます?
普段あまりスポーツイベントをTVで見ることがなく、この間のオリンピックもニュース番組でちらっと見るくらいでした。
先日病院の待合室で1時間ほど待たされて、しかもタイミング悪くスマホを家に忘れてきたため、仕方なく待合室のTVを見ていたのですが、ちょうどパラリンピックの女子走り幅跳び(T64)の決勝を放送していました。
片足下腿切断を義足でカバーされているアスリートが跳躍する様子は、なんともダイナミックで美しく、集中して観戦してしまいました。
優勝はオランダの選手で、記録6.16mの世界記録で金メダル。解説の方が、将来は健常者の記録と肩を並べる日が来るのではないか、とコメントされていましたが、確かに選手の跳躍を見ていると、義足ゆえのダイナミックな蹴り上げと跳躍が印象に残りました。女子健常者の世界記録は7.52mらしいですが、義足の進化は純粋にテクノロジーの世界の話であり、健常者記録に並ぶ、あるいは追い越してしまう将来も想像できる感じがします。
というか、実は男子の片下腿切断クラスにおける男子走り幅跳び世界記録は、8.40mで、これはリオデジャネイロオリンピック金メダルの記録8.38mを超えるものとなっています。(世界記録は8.95m)
一部では、「踏切足に装着した義足が人間の脚よりも有利に働くのでは」という意見もあり、競技用義足については身体能力の拡張という視点から注目がされているようです。時代やテクノロジーの進化で、いままであり得なかった問題が発生するのは、スポーツ界も一緒なのですね。
パラリンピックも残すところ今日を入れてあと3日。賛否両論の東京2020もいよいよフィナーレですね。
季節も夏が終わり、秋から冬に向けて進みます。
あ、ところで私が冬を感じるのは、某ビール会社が冬限定で出す「冬物語」がコンビニに出始めると、「あぁ、もう冬だな」と…。(もうええわ!)