茨城弁あれこれだっぺよ 第2弾!

講師担当の櫻庭です。

最近、夕方5時過ぎの帰宅時に夕暮れの薄明りが残っているのに気付きました。日暮れの時刻でもだんだん春が近づいている気配を感じられて、なんだか嬉しくなってきますね。

さて、前回のブログが大好評(諸説あります)だったので、調子に乗って第2弾をお送りしたいと思います。

方言でわかりづらいのは特に「名詞」です。物の呼び方が変わってしまうと前後の言葉からの類推もできません。

先週紹介した茨城弁で難易度(私が勝手に付けたもの)が高かったものは、「青なじみ(青あざ)」と「とーみぎ(とうもろこし)」でしたが、いずれも名詞ですよね。名詞の方言を使われると会話が成り立たなくなり、曖昧な微笑みを返すだけになってしまいます。「青なじみできてっぺ」、「とーみぎ食べっか?」と言われても意味が分からないと「??」ですよね。

当法人のスタッフには、茨城生まれの方が多いのですが、「こんなのもあっぺよ!」とその他いろいろ紹介してくれました。

●かえってどうもね … 挨拶の一種。(お互いに言い合ってなかなか終わらない)
【使用例】
A「おばんかたです(夕暮れ時の挨拶)」
B「かえってどうもね」
A「いやいやかえってどうもね」‥(以下同文)

●あっちゃっぽい … 暑苦しい
【使用例】おめーの服あっちゃっぽいな。

●びっこたっこ … 不揃い、左右が違う様子。
【使用例】おめーの靴下びっこたっこだっぺよ。

●こむ … 取り込む
【使用例】洗濯物こんどいて。

●するびく … ひきずる
【使用例】ズボンの裾をするびく。

今後ブログのネタに困ったときには「第3弾!」があるかも。期待しないでお待ちください。 (^^)/