都会化と田舎度の矛盾

経理担当の鈴木です。

今日は季節外れの暖かさとのことでしたので、調節できるようにカーディガンで出勤したのが大正解でした。カーディガンを脱いで、ほぼほぼ春の装いで仕事をしております。それなのに、天気予報によると夕方からどんどん寒くなるとのことです。この冬は、体調管理が本当に難しいですね。皆様も、なにとぞご自愛くださいませ。

「田舎」というものに、どんなイメージをお持ちですか?

パッと思い浮かぶのは、田畑が多い、山林が多い、民家が少ないなどでしょうか。あ、あと、野生動物が多いということも外せませんね。

茨城県、特に県北地区を都会か、田舎かと人に聞けば、大多数の方が「田舎だ」と答えるかと思います。それに異論を唱える気はさらさら無いですが、とはいえ、茨城生まれ茨城育ちの私に言わせると、幼少期から現在に至る時の流れに、都会化の波を感じないわけではありません。

心霊現象が起きていたことが確実だった学び舎は、モダンな木造校舎へ建て替えられましたし、子供がお菓子を買う場所は、賞味期限が怪しいパンがうっかり売られていたりする駄菓子屋からコンビニになりました。電車に至っては、切符に穴を空けてもらっていたはずが、切符を使わずとも乗れるようになっています。

かくも都会化が進む茨城ですが、うらはらな現象も起きています。

今日の通勤時のことです。

いつもの道をいつもの通りに運転していたのですが、特に減速の必要のない場所で、前を走る車が急に減速しました。何事が起きたのかと思えば、車の前方を黒い影が横切るのが見えました。

「なんだ、犬か?それとも猫?」

…猪でした。驚き、その場を凝視していたら、もう一匹走り去っていきました。

田舎のイメージに違わず、幼少のころから自宅や近所で野生動物を見る機会はありましたが、野生の猪を見たのは初めてです。後続の猪は、うり坊に毛が生えたような大きさでしたので、ちょっと可愛かったです。

考えてみると、田舎で野生動物を見るといっても、身近に見たことがあるのは野良犬、野良猫、せいぜいイタチ程度のものでした。それが、ここ数年、自宅の庭にタヌキが出るわアナグマが出るわ、ハクビシンが床下に侵入したりと、見たことも無い野生動物との遭遇機会がぐっと増えています。

都会化が進めば進むほど野生動物の生活圏が狭まり、町中に出没する現象は全国的に増えています。理屈としては納得できるのですが、田舎らしさの減少と野生動物の出現率の反比例に、なんとも不思議な気持ちになった今日この頃でした。