メモリを交換しました

講師担当の小林です。

唐突ですが、家電製品のマニュアルって読む派ですか?

私は読む派なのですが、あらゆる家電製品の取説の最後に「故障かな?と思ったら」とかいうページがありますよね。

そこには大抵、「電源が入らない」のページの最初に「コンセントが抜けていませんか?」とか「充電が切れていませんか?」などと、平常時なら「あ?ナメとんのか?」と思いがちなことが記載してあります。確かに大事なことかも知れないけど、あまりに基本的なことすぎやしませんかね…そんなふうに考えていた時期が私にもありました。

さて。それはさて置き。今月より第2教室がスタートしました。本日は開講3日目。

最初は緊張の面持ちだった皆さんも、少しずつ打ち解けてきたようです。これから修了までの4か月を経て、4か月後の皆さんがどうなっているのか楽しみです。

毎回、開講前の準備期間として、PCのクリーンアップなどを実施するのですが、それに合わせて第2教室のPCの整備を行いました。

といいますのも、第2教室は通称「日商簿記」などに代表される「日本商工会議所」主催の検定試験の会場になっているのですが、会場として認定されるPC要件が先月から変更になりまして、試験で使用するPCの最小システム要件が「メモリ:8GB」に変更になったのです。

まあ確かにそりゃそうだよ、今時メモリ4GBのパソコンなんてどこの世界に…

って、第2教室、4GBやー!_(:3」∠)_

というわけで大急ぎでメモリを台数分発注&装着。おかげで、先週から始まった第2教室の皆さんが使用するPCは、ちょっとだけスピードアップしています。ストレージがHDDゆえ、起動は相変わらずゆっくりちゃんなのですが、起動さえしてしまえば、これまでよりもずいぶん動作が早くなっている気がします。

そんなわけでPCをひっくり返してネジを外し、裏蓋開けてメモリを差し、動作チェックして…。の作業をバタバタしていたのですが、なんとそのうち1台が、突然電源が入らなくなっているではありませんか。

まぁ正直、これはよくあることなんです。メモリとの相性とか、メモリの初期不良とか、この手の作業にはつきものですからね。不良メモリを装着してしまうと、電源が入らなくなってしまうのです。でも、今回は何か違う。というのも、メモリ交換したあと動作チェックして、よしメモリ認識してるな、OKOK…じゃあ中のデータを初期化して…とかやってましたから、ついさっきまでついてたんですよ?最初は「電源を入れたまま少しの時間放っておいたので、省電力モードになっただけだろう」なんて簡単に思ってたら、ピクリとも電源が入らず。

え?なんで?さっきまで動いてたのに。と焦りつつ、メモリを外してもとの環境にもどしてみてもダメ。…さて。これは困ったぞ。

以前、別の端末で「電源を使用している時はOKなのに、バッテリーを装着しているとダメ」なものがあったことを思い出し、バッテリーを外してみてもダメ。放電もダメ。

…ん?そもそも、電源に接続している時に点くはずのランプが光っていない。故障個所は電源周り…?ということを考えると…うーむ、これはちょっと厄介そう…。

と、このブログの冒頭を思い出していただきたいのですが、「コンセントが抜けていませんか?」を念のためチェック。まさかそんな…だってさっきまで普通に電源が入っていたんだから、コンセントが抜けてるなんてことは絶対に…

って、抜けとるわー!_(:3」∠)_

いやあ、思い込んだらいけませんなあ。直前でメモリを付け替えるためにカバーを開けたりと一見すると大げさな作業をしていたので、基本のところが疎かになってしまったようです。一見、大ごとだったり派手に見えていたりする問題や仕事の裏で、見えなくなってしまっていることや人がないか、基本を見直すのも重要…なのかも知れません。

今日はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました~。

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