虫捕りのおもひで
講師担当の櫻庭です。
毎日暑い日が続きますね。なんていう書き出しもいい加減飽きてきました。
夏になると虫たちの活動が活発になります。当法人の女性スタッフは大の虫嫌いなので、小さな虫が施設に迷い込んできただけで毎回大騒ぎ。何種類も用意した殺虫スプレーを駆使してあっという間に駆逐してしまいます。殺虫スプレーは、この時期の必需品です。
虫といえば……、若かりし頃は年がら年中「虫捕り」をしていました。
冬にも虫がいるのかって?いるのですよ。それもやっかいな虫が。
虫のことを英語でBUG(バグ)と言いますが、プログラムの不具合・欠陥のこともBUGと言います。
若いころはプログラム開発をやっていましたので、BUGはいつも身近な存在でした。プログラムを作るときは、もちろん細心の注意を払いますが、それでもちょっとした勘違いやケアレスミスなどでプログラムにBUGが紛れ込んでしまいます。
単純で再現性のあるBUGはすぐに不具合箇所を特定して直すこと(「BUGを潰す」とも言います)ができますが、タイミングに依存したり複数の処理が絡んだりしたりするような不具合は、BUGを見つけて直すまでに多大な時間と労力を要します。
顧客先に納入したシステムで不具合が発生した時には、組織の総力を挙げて徹夜でBUG対策を行うこともしばしば。当時は夢中でやっていましたが、今となっては『本当によくやっていたなぁ』というのが実感です。
事務所に現れる虫など、かわいいものです。殺虫スプレーを一発お見舞いすれば駆除できるのですから。南無阿弥陀仏。
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