第2教室、Wordがスタートしました!

講師担当の小林です。

さて、今日は何を書きましょう…。

ブログの内容がまったく決まらないまま、とりあえず上のように「さて、今日は…」と打ちはじめて、気が付きました。今日は「さて」について書けばよいのだということに。

天啓っ…!(ざわ…ざわ…)

ということで、ただいまフェイスアップひたち第2教室では、Wordの講義にようやく突入し、定型的なビジネス文書の作成からスタートしています。

Wordの基礎のみならず、今後も使用する用語や操作の基本中の基本でもあるので、じっくりと進めている所ですが、Wordの基本操作を学びながらビジネス文書の作り方も身に付く、という一粒で二度おいしい内容となっております。

ビジネス文書を学習する中で登場するのが、この「さて」という言葉。

この「さて」は、文書やメールなどであいさつが終わったあと「あいさつはこのぐらいにしておいて、これからいよいよ本題に入るよ!」という際に使用する言葉ですが、正確には「起こし言葉」といいます。

たとえばメールでは、

〇〇〇〇株式会社
×××さま

いつも大変お世話になっております。
△△△△社の◇◇◇◇と申します。

さて、以前ご案内いたしました新商品の□□□□の入荷の目途が立ちましたので、・・・

みたいな感じですね。メールの例でしたので「いつも大変お世話になっております」にしましたが、文書の場合は「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」とかのあいさつの後で段落を改め、「さて、」と切り込んでいきます。

「さて」で話を起こした後は、「つきましては、」と繋げて本題をさらに掘り下げていきます。必要に応じて、「なお、」で畳みかけます。(何を?)

会話調にするならば、

いつもお世話になってます!あの実はですね(さて)、今日の夕飯の件なんですけど、コロッケにしようかと思ってるんですよ。それでですね(つきましては)、キャベツ買ってきてもらいたいなと思うので、よろしくです!あ、ちなみに(なお)、帰りが遅くなるようなときは連絡ください!

みたいな感じですかね。いわゆる「パソコン教室」で、Wordの機能や操作だけを学習するのであれば、別にこんなことには触れなくてもいいのかも知れませんが、ワタクシどもは「職業訓練」ですので、「起こし言葉」に代表されるような、実務で使用することの多い文書作成のポイントやコツなどについても講義で紹介しております。上で「一粒で二度おいしい」と書きましたが、一粒で三度おいしい感じになっておりますよ!

「なんも書くことねーな…」と考えていたくせに、書き始めたらダラダラと長文になってしまいました。お疲れさまでした~!

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