気遣いって、勇気だ。(キャッチコピー風)

講師担当の小林です。

朝晩、日が長くなってきましたね。とは言うものの、まだまだ寒い日は続きます。昨日・今日などはとても寒かったですよね。風邪などひかれませんよう、ご自愛くださいませ。

…冒頭からいきなり終わる感じになってしまった。

先週の土曜は、私どもフェイスアップひたちにて日商簿記試験が実施されました。私どもの会場のパソコンを使って行う試験で、CBT形式(CBTとは:Computer Based Testingの略で、主にコンピューターを使って行う試験。ためになるな~)で実施されます。

受験された中のおひとりに、現・受講生の方がいらっしゃったんですけれども(就職活動と、日々の訓練と、CS試験(当時)を同時に抱えながらさらに簿記も学習されて…。本当に頭が下がる思いです)、なんと無事に簿記試験に合格されました!おめでとうございます!

で、試験は土曜日なので週明けの月曜日にまた顔を合わせるわけなのですが、その方がさらりと「本来は休日だったと思いますが、土曜は試験の対応ありがとうございました。今日は少しでも早めに帰って、体を休めてくださいね」とおっしゃるじゃないですか。試験を受けたご自分の方が大変だったはずなのに、私どもの心配までしてくださるとは、なんという気遣い!なんて人間のできた方!とひそかに感動しておりました。

この仕事をしていると、受講生の方へ「教えている」と感じることよりも、受講生の方から「教わっている」と感じることのほうが遥かに多い気がします。

今朝も、別の受講生の方が「電車の中で誰かが置いていったペットボトルが所在なさげに転がっていたので、拾って捨てた」というエピソードを話してくださいましたが、私ならどうするだろう、と考えてしまいました。もう電車を降りたであろう元の持ち主に「けしからん」と憤りを感じつつも、もしかしたらそのままにしてしまうかも知れない。私のではないのだし、余計なトラブルはごめんだし、何となく気恥ずかしい気もするし、何より面倒だし。

でも、前述の2名の受講生の方たちのように「別に伝えなくてもいいや」「私じゃなくてもいいや」「面倒だし、いいや」を乗り越える「勇気」というものが、本当の気遣いや思いやりなのでしょうね。つい先日、ちょうど私も勇気がなくて行動に起こせなかったことがあったばかりなので、反省しつつ、受講生の皆さんを見習わなくては、と思いました。

色々なことがありましたが、来週の今頃は「修了生」になっている皆さん。お一人お一人との出会いに感謝です。

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