IoTの話
パソコン講師担当の櫻庭です。
9月に開校した「207ビジネスパソコン基礎科(DX推進スキル)」は、順調にカリキュラムを消化し、早くも2か月目に入りました。
現在、ワープロ(Word)の授業を絶賛!実施中です。受講生の皆さんも訓練の生活リズムに慣れてきて集中して授業に取り組んでいます。
パソコンの授業の中で「IoT(Internet of Things)」という言葉が出てきます。
直訳すると「モノのインターネット」となります。
通信技術の進歩によって、これまでインターネットに接続されていなかった様々な「モノ」がインターネットに繋がり、相互に情報交換をする仕組みの総称です。
最近のWebニュースで、中国で子ども向けの「指紋認証」機能付き水筒が売れているという記事がありました。子ども同士のいたずらや異物混入を防ぎ、感染症対策にもなると売れ行きが好調だそうです。ブルートゥース(無線通信)機能でスマートフォンと連動しており、解錠できたり、保護者が水を飲んだ回数を確認できたりするものもあるとか。 ブルートゥースなので近距離での通信しかできませんが、まさに「IoT」の一例になるのではないでしょうか。
水筒が通信でスマホに繋がるなど、数年前なら考えられませんでしたよね。
先週には、東京都で2人の児童が別の生徒の水筒に薬品を混入して飲ませようとする事案があったと公表されましたので「他国の話」では済まされないですね。
通信技術の世界は、本当に凄まじい速さで技術の進歩が進んでいます。高速・大容量化がどんどん進んで、繋がるデバイス(モノ)の数も飛躍的に多くなっていきます。10年後くらいには、身の回りにある「モノ」がなんでもインターネットに繋がっている、そんな生活が当たり前になろうとしています。
老害で頭がカチカチに固くなった小生には未来の生活がどうなっていくのか想像するのが難しいですが、たくさんの「モノ」がネットワークで繋がって、誰もがインターネットの恩恵を受けられるような明るい社会になっていくといいですね。
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