綿毛の季節

講師担当の櫻庭です。

一気に冬になりましたね。我が家では昨日から石油ストーブを出しました。ということで、今日は初冬の話題を。

今から半世紀以上も昔のお話です。札幌の小学校に通うKちゃん(仮名)は、毎日外を飛びまわって遊んでいる元気な少年です。

ある初冬の日、白い綿毛のようなものが目の前を横切りました。そう、雪虫です

雪虫の正式名は「トドノネオオワタムシ」といって体長5mm程度のアブラムシの一種です。

成虫になると蝋状の白い綿毛をまとって雪のようにフワフワと飛ぶことから雪虫と呼ばれています。繊細で多感なKちゃん(仮名)は、雪虫を見て「今年もいよいよ長く厳しい冬がやってくるんだなぁ」と移ろいゆく季節を肌で感じ、感慨に浸ったのでした。

北海道では「雪虫が飛ぶと初雪が降る」と言われています。こう聞くとなんだかロマンチックに思えますが、飛翔能力がとても弱いので人が近づいても逃げず、いつのまにか髪の毛や洋服にひっついてしまいます。それだけならいいのですが、白い綿毛が簡単に抜けるので、洋服についてしまうとなかなか取れずとても厄介な虫なのです。先日のニュースで今年は札幌や旭川など北海道の各地で雪虫が大発生したと報じられていました。洋服に着いた綿毛に悩まされた人がたくさんいたことでしょう。

さて、その後Kちゃん(仮名)はどうなったかって?安心してください!彼は健やかに成長し、半世紀後に日立市で某訓練校の講師になったんだとさ。めでたしめでたし。

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