カツオとこまつな
講師担当の小林です。
8月も最終週となり、今週末はもう9月です。学生さんの夏休みも終わりが近づいてきたんでしょうかね。ザマァ。
…じゃなくて、学生さんがまた電車に乗り込んでくるようになると、またぞろ車内が混雑しますので、なんならもう少し夏休んでもいいぐらいですけど。
「夏休む」という、新しい日本語が誕生した瞬間である。
まあそれはさて置き、ワタクシ小林の出身地である「福島県いわき市」では、公立学校の夏休み明け、つまり始業式は、8月の最終月曜日でした。茨城県のある関東エリアよりも1週間ほど短かったんですよね。
8月の最終月曜、というとその前の土日は「愛は地球を救う」的なテレビ番組がやっていて、宿題の後片付けに追われながら「地球じゃなくて、僕を救っておくれよ」などと嘆いたり「家からちょっと行った場所(茨城県北茨城市)の子は、あと1週間休みがあるのに!」など憤ったりしたものです。20数年以上前の、懐かしい記憶です。
この時期の風物詩として、アニメ「サザエさん」での「宿題が終わらないカツオと、その手伝いをさせられる家族」という名物シーンがあります(今年もありましたね)が、このシーンの捉え方も、昔は
「どうして計画立ててやらないの!」とか、「あるある!(笑)」
だったように思いますが、大人になった今、そのシーンを見てみると「さすがカツオ、まさに『こまつな』…」、とカツオの大物っぷりに唸ってしまいます。
「こまつな」とは、「困ったら」「使える人に」「投げる」の短縮系で、「ほうれんそう」的な「ビジネス野菜」として近年登場した考え方。
「困ったときは、無理しないで周りの力を借りていいんだよ!」という教えです。
カツオが大人になったら、どんな大人になるでしょう。大物になることだけは確かだと思いますが、そんなことを考える、8月の終わりなのでした。
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