ふっかけ。

講師担当の小林です。

昨日(1/9、成人の日)は比較的暖かな一日でしたが、本日はうって変わって、とても寒い一日でしたね。

なんと、正午ぐらいには日立市の街なかでも雪が舞っていました。代表の照内は「え、初雪じゃない?ねぇ、初雪じゃない?ヒャッホー!」とテンションが上がっていましたが、ワタクシはそんな代表を横目に(つーかさみい。雪とか積もったらヤだなぁ)ぐらいの考えでおりました。照内せんせ、その節はテンションについていけてなくてごめんなさい。

ところで、今日の日立市内のように「そこで雪が降っているわけではなくて、別のどこかで降った雪が、風に吹かれて飛んでいる」ことを、ワタクシの地元、福島県のいわき地方では

ふっかけ

といいます。(いわきは、と断定したような言い方をしてしまいましたが、ひょっとしたらいわきの中でも一部の地域だけなのかも。)

うどんじゃないですよ。ぶっかけではなくて、ふっかけです。不相応な高い金額を要求することをよく「値段をふっかける」などと言いますが、それとも関係ないと思います。

雪がふっかけてきた」などと動詞にもなりますし、うちのばーちゃんは「ふっかけた雪」そのもののことも「ふっかけ」と呼んでいたような気がします。

茨城県北で仕事をするようになったころ「言葉遣いは大体おなじだっぺ」と思って「ふっかけ」を使ったらまったく通じなかったのを思い出します。

調べてみたところ、栃木県の方言だとか。詳しくは知らないのですが、風で雪がふきつけてきている、みたいなところからの語源じゃないでしょうか、と推察します。栃木の方言が隣接する福島で使われているのはなんとなく分かる気がしますが、一方、同じく栃木と隣接している茨城ではあまり使われていないというのも面白いですね。

それではまた。

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