中秋の名月

経理担当の鈴木です。

昨日は中秋の名月かつ満月でしたね。皆さん、月をご覧になりましたか？

私は見ましたよー。実は一昨日の夜時点で既に堪能していたのですが（天気予報では当日の夜の月見は難しいとなっていました）嬉しいことに、当日にもきれいな満月を見ることが出来ました。

帰宅後の庭でしんみり月を眺めていたら、母に「拝まないのか」と聞かれました。母は拝んだとのこと。……人間、歳を取ると信心深くなるというか、なんでも拝みたくなるんでしょうか。私は拝みませんでした。拝むのは、寺社仏閣と仏壇と神棚と氏神様だけで十分です（けっこうある）

突然ですが、プロ野球のペナントレースがオリンピックを挟んで終盤戦へと突入していますね。あいにく、私はプロ野球にさほど興味がないのですが、父は昔からの巨〇軍フリークですし、ミーハーな母は、巨〇軍というより、その中の某選手を熱心に応援しています。当然のごとく、野球中継がある日は、夫婦でテレビ観戦をしているわけです。

昨日も例に漏れず巨〇戦が流れていたのですが、試合結果は残念ながら巨〇軍の敗戦、母が応援する某選手も4打数0安打という悲しい結果でした。

父は微妙に不機嫌になり(これは予想済み)、母は「せっかく拝んだのに、ご利益なかった！」と嘆いておりました。…個人的な欲望を、日本古来の風情ある行事で叶えようとしないでいただきたい。信心深くなったかと思われた母は、世俗にまみれていたようです。

欲望まみれの母が月にお仕置きされたかと思われた今回の件ですが、後ほど、母が拝んでいたのは月ではなく、近所の街灯の灯りだったことが判明しました。それは、ご利益なんてあるわけがないですね…。

不憫な母の為に、今日は巨〇軍の勝利と某選手の活躍をお祈りしようと思います。