悲しい誤変換
経理担当の鈴木です。
厳しい冷え込みのなか仕事をしていましたら、驚いたことに雪が降ってまいりました。この地域はそれ程雪が降るわけではありませんので、年内に雪を見るのは新鮮な感覚でしたね。
ところで、このブログの文章はパソコンでキーボードをポチポチして執筆しております。
これだけパソコン、スマートフォンが普及した世の中ですと、手書きで文章を書く機会は少なくなりました。漢字は「読めるけど、書こうとするとうろ覚えで不安」という方が多いのではないでしょうか。私もご多分に漏れず、読む方は何とかなるのですが、書こうとするとさっぱりです。
特にスマートフォンは、漢字の変換どころか、もっと発展して予測変換なる機能までありますね。文章を入力し始めると、勝手に先の文章を予想して「あなたがこれまでに書いてきた文章から考えると、こんな感じ?」と、候補を列挙する機能です。至れり尽くせりですね。日本人の語彙能力は壊滅の一途をたどっております。などと言いつつ、私は終業後に予測変換を駆使して友人や家族へLINEの返信をするわけですが。
スマートフォンで入力する文章はじっくり推敲するようなこともありませんので、誤変換もたびたび起こります。ちょっとした漢字の誤変換であれば問題ないのですが、たまに、入力した本人すら驚くような誤変換をおこすこともあります。
その日、かねてからLINEでかわいいスタンプを使いたいとの要望を母から受けていた私は、母のスマートフォンを預り、無料のかわいいスタンプをダウンロードしてあげました。
母はたいそう喜んで、ダウンロードしたばかりのスタンプを私たち姉妹と母とで組んでいるグループLINEに送信してくれました。
母の喜ぶ姿に私もほっこりした気持ちになりつつ、グループLINEを確認したのですが、そのLINEの文章がこちらです。
「私もみーちゃんに殺ってもらいました。」
事件です。
母に尽くした私の親切は、えん罪となって返ってまいりました。かくなる上は、犯罪者らしく北へ逃亡したいと思います。皆様、短い間ではありましたが、ありがとうございました。
また来週、お会いしましょう。