油断大敵！

何とか夏バテにもならずこの夏を乗り切れそうな講師担当の櫻庭です。

第1教室の「２０２ビジネスパソコン基礎科」は、来週木曜日の8月31日に終了日を迎えます。

先週金曜日にはコンピュータサービス技能評価試験(CS試験)も終了し、いよいよ大詰めを迎えています。

授業関係としてはパワーポイントの授業と修了日前日のプレゼンテーション大会を残すのみとなりました。この訓練の最終的な目的は、受講生の皆さんの「就職」です。就職活動あるいは就職した後の自分の武器とすべく、パソコンスキルやビジネスマナーを磨き、資格取得にも挑戦してきました。訓練修了が近づいてくるとなんとなく「やり終わった感」が出てくるものですが、最終ゴールである「就職」に向けて、残りの期間も油断せずに就職活動に注力していくよう改めて注意喚起しました。

「油断」という言葉は、仏教に由来し、次のような説話があります。

『ある王様が臣下に油の入った一つの鉢を持たせ、もし油を一滴でもこぼせば、お前の命を断つであろうと告げ、抜刀した家来をその臣下の後につけました。鉢を持った臣下は注意深くその鉢を持って行動し、一滴も油をこぼすことがありませんでした。』

このように注意深く行動することで、油を断つことがなかった、という故事から「油断」という言葉が生まれたそうです。また神仏に捧げる灯火を絶やさぬよう、油を断たないように大切にする、という教えも多く存在し、そこから「油断」という言葉が生まれたという説もあります。この夏の猛暑はまだまだ続きそうです。油断せずに夏バテ予防を続けていきましょう。