だまされたと思って…

講師担当の櫻庭です。

私が担当している第1教室は、いよいよ今週が最終週で来週月曜日が修了式になります。

あっという間の3カ月間だったように思いますが、受講生の皆さんはどう感じているでしょうか。残り1週間を大切に過ごしていただければと思います。

さて、話はガラッと変わりまして、皆様ご存知の通り、私は乾燥シイタケが唯一といっていい「苦手」な食べ物です。

先日仕事から帰ってみると、〇ストコのシイタケチップス(正式名は「しいたけマッシュルームクリスプ」です)が台所に置いてありました。

大きさは2~3cmほどで小さいのですが、見た目は乾燥シイタケそのものです。

妻が言うには、「友達がこれにハマっていて、少し分けてもらった。全然シイタケっぽくないし、サクサクのお菓子みたいなものだから、だまされたと思って食べてみたら」とのこと。頭の奥で盛んにアラームが鳴ってはいたのですが、「そこまで言うのなら」と勇気を奮って食べてみることにしました。

見た目は乾燥シイタケなので目を瞑り「これは乾燥シイタケではない!」と念じながら恐る恐る一粒を口に入れました。確かに軽い塩味でサクサクとしていてスナック菓子のような味と食感でした。

ところが、しばらく経つと口の中に残っていたかけらが唾液で膨らんで、乾燥シイタケの食感そのものに変わってきたではありませんか。さらにあの独特の香りも口の中に広がってきて最悪の状態に!

やっぱ乾燥シイタケじゃねーか!!」と悪態をつく余裕もなく、慌てて牛乳を飲んだり、チョコレートを齧ったりして何とかごまかそうとしましたが、まったく効き目なし!

しばらくの間、大嫌いな乾燥シイタケの味と香りをたっぷりと堪能する羽目になってしまいました。

ここで一句。

『春の夜 シイタケ食べて まじブルー』(恒一郎 心の俳句)