大ちゃん

経理担当の鈴木です。

今日の日立市の最高気温は22℃。湿度も低くなってきましたし、嬉しい季節です。

さて、私は毎朝ニュースを横耳で聞きながら身支度をしているのですが、今朝もいつも通りに支度をしていたところ、背後から

「大阪万博は中止になったみたい」

という、コンピューターの声が聞こえてきました。大阪万博は2025年に開催予定で、開催に向けてのイベントの模様など、度々ニュースで取り上げられています。

え、あんなに大阪の方々が頑張って盛り上げていたのに、今更中止とかあるの？

と驚いたのですが、もちろん本当に中止になったわけではなく、チャットサービスのAIが大阪万博の中止について聞かれると、このように答えたとのこと。

誰がこんな適当な返答をするサービスを作ったんだとおもったら、なんとこちら、先月から大阪府が提供している生成AIを活用したチャットサービス「大ちゃん」だそうです。

大阪府としては、誤った情報については訂正しながら運用していくので、内容の正確性などを保証するものではないということを理解した上で利用して欲しいとのことです。

この「大ちゃん」、ChatGPTの機能が備わっているそうで、「あ、なるほど…」と納得しました。生成AIですから、学習していって情報の正確性を上げていくわけですね。

私は理由が分かり正しい情報を知ったので良かったですが、人によっては、そのまま信じてしまう方もいるかもしれないと思うと、ちょっと怖いですね。

インターネットがあれば知りたい情報を簡単に調べられる世の中ですが、同時に、その情報を精査する能力も必要になるんだな…と思った朝でした。