暑くなったらご用心

経理担当の鈴木です。

暑いです。天気予報の通り、昨日よりさらに暑いようで、空気がもわっとしています。

日立市の最高気温は29℃越え。梅雨入り前だというのに真夏日一歩手前です。急激な気温変化に体がついていけないこともあるかと思います。皆さま、無理はせずに、こまめな水分補給と休憩をとっていきましょう。

暖かくなってくると怖いことのひとつとして、食品の管理があげられます。今朝のニュースで、「加熱しても死滅しない食中毒菌による食中毒」が報道されていました。

暖かい季節になってからの作り置きはあまりよろしくないのは分かっていますが、とはいえ作ったものが余ってしまうこともあります。次に食べる時にしっかり加熱すればそこまで酷い目にはあわないだろうと思っていたのですが、無知でした(*_*;

加熱しても死滅しない食中毒菌としては、セレウス菌、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌が挙げられます。これらの共通点は、菌体内に芽胞を形成するということで、この芽胞が熱、さらには乾燥にも強いとのこと。100℃で30分加熱しても死滅しないらしい…。温め直しというよりもはや煮込んでいるレベルですが、それでも駄目なんですね。

予防方法はそれぞれ異なります。

セレウス菌

ご飯やゆでたパスタは室温に放置しない。余ったら必ず冷蔵保存すること。

ウエルシュ菌

原材料の野菜などをしっかり洗浄して、芽胞を除去する。加熱調理後は3時間以内に20℃以下に急冷する。加熱調理後2時間以上室温に放置しない。前日調理しない。

ボツリヌス菌

「食品を気密性のある容器に入れ、 密封した後、加圧加熱殺菌」という表示が無いもの、あるいは「要冷蔵」「10℃以下で保存してください」などの表示のある場合は、必ず冷蔵保存して 期限内に消費する。真空パックや缶詰が膨張していたりしたら食べない。

これらを守れば100%大丈夫、なんてことはもちろんありませんが、少しでも食中毒の可能性は減らしたいですし、これからの季節、食品の管理や調理には十分気を付けたいものです。

…ここまで書いておいて何なのですが、その後、もっと怖いニュースを見つけてしまいました。

「スーパーで購入したサラダにカエルが混入か」

食中毒になる前にショック死してしまうので、一刻も早い原因の究明と予防を望みます(:_;)

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