詐称した訳ではないんです

経理担当の鈴木です。

暑くないのは良いのですが、ぐずついた曇り空ですので、私が愛する爽やかな秋とはちょっと違うお天気です。今年は気温の高低差が激しい印象ですが、この影響で、紅葉がきれいな年になってくれたら嬉しいですね。

「心と体は別」という表現は、ドラマや小説、映画などでよく聞くありふれた表現の一つですが、ありふれているということは、現実でもままある状況だと考えることができますね。私は今日、まさに「心と体は別」な状態に陥りました。

当法人の職業訓練は8時50分から開始しますので、8時30分を過ぎた頃が受講生の皆さんが来られるピークの時間帯です。同時に、体調不良など、やむを得ず当日連絡で訓練を欠席する方が連絡をしてくる時間帯でもあります。

今朝も、一本の電話がかかってきました。

ワンコールで受話器をとり、入社してから何度も何度も口にした定型の挨拶を…

「はい、お電話ありがとうございます。ＮＨＫ法人フェイスアップひたちの鈴木です」

…こんな定型の挨拶、生まれて初めてしたよ！

このブログをご覧になっているほとんどの方はフェイスアップひたちをご存じかと思いますが、知らない方だとしても分かりますね。

フェイスアップひたちはＮＨＫ、公共放送局ではありません。NPO法人、特定非営利活動法人です。

まさに、心と体は別な状態でした。私の心は、「NPO法人」と言う気持ちで一杯だったのに、なぜか体から発せられた言葉は「NHK法人」だったのです。人って、心のままに動くことが出来ない時があるんですね…。

いや、取り繕うのは止めましょう。

わかってます。「心と体は別」ではないんです。脳からの指令と体が繋がってないだけです。老化の兆しです(:_;)

予防法も分かっています。だいたいこういうとっ散らかったことをするのは、他に気が散っている状態で起きますから、きちんと脳みそに体が追い付いてる状態で電話を取れば、

「はい、お電話ありがとうございます。NPO法人フェイスアップひたちの鈴木です」

こう言えるはずです。

とはいえ、朝のこの出来事の後も電話を取る機会が何度かあったのですが、そのたび、口が勝手にNHKと言ったりしないか、怯えながら受話器を取っています。