とある名言に寄せて
経理担当の鈴木です。
関東地方が梅雨入りしました。とはいえ、しばらく前から梅雨みたいな天気が多かったので、正直、「ああ、うん、でしょうね」という感じです(^_^;)
さすがに冬物のあったかニットは着れませんが、下は裏起毛のパンツにして寒さ対策をしています。梅雨って、こんなに寒かったでしょうか…
「人間は考える葦である」なんて名言があります。これはフランスの哲学者パスカルの言葉で、自然における人間のか弱さと、思考する偉大さを意味しているのだそうです。
さて、フェイスアップひたちでは、会計ソフトと人事労務ソフトを利用しています。経理業務も人事労務業務も仕事で担当するのが初めての私にとって、とても強い味方です。6月は労働保険料の更新という年に一回の作業があるのですが、それだって人事労務ソフトの専用メニューを使えば、あら驚いた、ワンクリックで申告書に書くべき数字を表示してくれます。
画面にはこんな文章が。
「保険料の計算がすべて完了しました。申告書に記入をして提出しましょう。」
いそいそと申告書に書き写したくなりますが、ここでパスカルの名言を思い出しましょう。
「人間は考える葦である」
書き写す前に内容の確認です。
私よりソフトの方が一億倍は頭が良いでしょうし、脳死で金額を書き写したほうが作業速度は速くなるのですが、どういう理屈でその金額になるのか分からないのは不安です。自分で考えて算定した金額と、ソフトが表示した金額に差異が無いか見ていきます。同じなら安心できますしね。
賃金の入力問題無し、保険料率の設定問題無し、申告済み概算保険料額の入力も問題無し、これならば計算結果も問題な…
問題ありました。今年度の概算保険料額が違いました。
私の入力ミスか計算違いの可能性が高いので、何度か内容を確認したのですが、どうにも原因を見つけることが出来ません。人事労務ソフトのサポートへ問い合わせ、現在返事待ちの状態です。
結果、私のミスや考え違いかもしれないし、人事労務ソフトの何らかの不具合なのかもしれませんが、何も考えずに計算結果を申告書に書き写してしまっていたら、自分の間違いに気づかないまま仕事をした気になるか、間違った金額を納付してしまうところでした。
やっぱり、どんなに世の中が便利になったとしても、考えることを放棄してはいけませんね(*_*;
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