4つの窓

就職支援担当の山口です。

季節の変わり目、体調崩しやすい今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は、いつからコートを着たら良いのか悩んでいます。

第2教室は、開講から2週間経ちました。

昨日は、自己理解の授業の一環として、「ジョハリの窓」というグループワークを行いました。

ジョハリの窓とは、自分が知っている自己、他人が知っている自己を4つの窓カテゴリーに分けて理解する、という心理学のモデルです。

4つの窓の一つ目「解放の窓」は、自分も他人も知ってる自己のこと。二つ目「秘密の窓」は、自分だけが知っていて、他人は知らない自己。三つ目は「盲点の窓」と言って、他人は知っているが自分が気づいていない自己のことで、ここまでをワーク形式で探っていきます。ちなみに四つ目の窓は、自分も他人も知らない「未知の窓」です。

受講生の皆さんに実際やってもらったところ、「私って周りからそんな風に見えるんだ!」とか「ほとんど当てられちゃった。私ってオープンすぎるの?」とか、いろいろ感想を聞けて楽しかったです。

三つ目の「盲点の窓」で開示された、「え!自分ってそう思われてたの?」という自己も、社会的には間違いなく私です。たとえ本当の私はそうじゃない、と思っても周囲と共生しなければ生きていけない私達人間は、社会的に見られている通りにキャラクター付けされてしまいます。

「へぇ、自分ってそんな所もあるんだねぇ」と受容できるなら、自己理解が深まります。

「いや、それは違う。本当の私は〇〇〇だよ」と自己開示できたら、本当の自分が社会的に再認識されます。

自己理解と自己開示が進めば、「自分が知っている自己」と「他人が知っている自己」が限りなく一緒になって、自己一致につながります。

自己一致していれば、社会的の中で自分を誤解されずに生きていける、ストレスの無い生き方が望めそうです。

しかし、全てを一致させ、オープンにすることが幸せなのか?

それについては、また別の議論がありそうです。

それに、四つ目の自分も他人も知らない「未知の窓」があるから人生は楽しい、のかもしれませんよね。

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