読書感想文
就職支援担当の山口です。
電車で通勤しているのですが、最近学生さんが夏休みのため、車内は空いています。
社会人になったら、1カ月以上の長期休みなんて取れないので羨ましい限りです。
でも、夏休みといえば宿題(´;ω;`)
その中でも小・中学生を通して毎年課題として出て、一番嫌いだったのが「読書感想文」でした。
読書は大好きですが、感想文で何を書けばよいかわからず、結局あらすじと「面白かったです」と一言だけ感想を書くのみで、原稿用紙が埋まらずに苦労しました。
先日ラジオで、「上手な読書感想文の書き方」なる話題でトークされていたのを聞いたのですが、「感想文は本を紹介するのではなく、自分を紹介する」のがコツだそうです。
本全体ではなく、気になったフレーズ、主人公の行動などの部分に付箋を付けておいて、その部分に焦点を当てて、「何故自分はここが気になったのか」を振り返ってみる。そこには、自分の体験や無意識に感じている思いが重なっているところで、自分自身しか書くことのできないオリジナルの感想文が書けるそうです。
聞いていて、「あれ?これは自己理解を深めるための手法と同じだな」と思いました。
読書感想文が自己理解を深める助けになるなら、人生経験豊かな大人になってからの方が感想文を書いてみる価値があるんじゃないかな?とも感じました。
確かに同じ本を読んでも、学生時代に読んだ時と大人になってから読み返した時で受ける印象や感想が変わることの方が多いですし、それは多くの経験を積んで自身が変わったことの証拠ではないでしょうか。
皆さんの好きな本は何でしょう?何故その本が好きなのですか?その本の、どの部分、フレーズに惹かれますか?この夏、涼しいお家の中で読書感想文にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。