未来のエネルギー?
経理担当の鈴木です。
なんといいますか、言葉に出すと引き寄せてしまうのでしょうか。先週のブログでそろそろ車のフロントガラスが凍るかもしれませんと書いた翌日の朝、見事にフロントガラスが凍っていました。今冬初の熱湯攻めをするべく、自宅の保温ポットを持ち出してから気が付いたのですが、今年の春に保温ポットを容量の多いエアーポットタイプ(ポットのてっぺんを指で押すとお湯が出るタイプ)にしたため、フロントガラスに上手くお湯をヒットさせることが出来ない…。
これはもう「熱湯攻めするな」というお告げだと解釈して、暖機運転することにしました。愛車はさぞ喜んでいることでしょう。
さて、冒頭の文章、いつもより長いと思いませんでしたか?
そうです、今日は何を書こうか悩みながらポチポチ入力しているうちに、どんどん長くなってしまいました。
熱湯攻めオンリーで全文終わらせるのはさすがに厳しいしどうしようと思っていたところ、インターネットで興味深い記事を見つけました。
「核融合で画期的成果 使用量上回るエネルギー生産」
「核」という単語でとりあえずビビってしまったのですが、記事を読んでみたところ、むしろポジティブな内容でした。
「核」で「発電」というと、どうしても放射能汚染などのリスクを思い浮かべてしまうのですが、それは核分裂を利用した発電であり、今回の記事に書いてあるのは全く別の核融合を利用した発電で、この核融合による発電は、環境に優しい安全なエネルギーなんだそうです。
核なのに?本当に?
疑り深い私は、もう少し核融合による発電についてググってみました。
核融合による発電が環境に優しく安全と言われる理由
- 核融合発電の燃料は水素であり、水素は水を電気分解して得ることが出来る
- 核融合で発生するのはヘリウム(人体にほぼ無害)で、これは放射能も含まれず、CO2も発生しない。
これだけでも、だいぶ安心なイメージですね。しかもウランなど希少な燃料ではなく水という豊富な資源を使うのですから、クリーンな代替エネルギーと言われるのもうなずけます。
良い意見を見たら、今度はそれに対する反対意見も見てみましょう。
核融合による発電が言う程環境に優しくも安全でもないという理由
- 実際の核融合による発電の燃料は、水素ではなく通常の水素の中に0.015%しか含まれていないという重水素およびトリチウム(放射能を含む、自然界にほぼ存在しない原子炉中で発生するもの)を使用する(通常の水素を燃料として核融合を行うのは、非常に条件が厳しいらしい)。トリチウムの原料であるリチウムは希少資源
- 核融合では、人体に無害なヘリウムだけでなく、人体に非常に有害な高速中性子も発生する
…まぁ、そんな都合が良いばかりの事なんてないですよね。リスクを知ることで、逆に核融合による発電に対して現実味を感じました。
ど素人の私には、これが良いものなのかそうじゃないのか判断はつけられないです。ですが、実用化までにはまだまだ時間がかかるでしょうし、それまでの間にさらに科学も発展するでしょう。それによって現在考えられているリスクが減り、核融合による発電が触れ込み通りのクリーンな代替エネルギーになっていってくれたら、嬉しいですね。
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