Excelコソコソ噂話（其の壱）

第１教室講師の櫻庭です。

いつもは月曜日のブログ担当ですが、KBYS先生と交換したので今週は火曜日の担当です。今日から３月。春はもうすぐそこですね！

第１教室は、訓練期間が残り1か月となりました。今日と明日の２日間は、模擬面接です。訓練最終月の恒例イベントですが、模擬面接が始まると修了式が近くなってきたことを実感します。

パソコン実技訓練の方は、表計算（Excel）の授業カリキュラムの半ばまで進んでいます。「数学が嫌い」とか「数字が苦手」などの理由から先入観でExcelに苦手意識を持っている方が多いのですが、訓練でExcelの素晴らしさや賢さを学ぶことでそのような苦手意識を払拭できます。Excelが自分の代わりに苦手なことをやってくれるのですから「数学が嫌い」とか「数字が苦手」な人こそExcelを味方に付けるべきだと思いませんか？

ここで、Excelの便利な機能を紹介します。表作成の際に使える便利な機能のひとつに「オートフィル」があります。

オートフィルは簡単に言うと「隣接するセルにデータをコピー」する機能です。特に連続データの場合はExcelが自動でデータを更新してくれるので便利です。連続データとは、年月日や曜日、「第1教室」のように文字と数字の組み合わせなどのデータが該当します。例えば、「4月」と入力してからオートフィルを使うと、「5月、6月、…」のように連続データをExcelが自動で入力してくれます。

オートフィルを使うには、セルやセル範囲を選択してから選択領域の右下にあるフィルハンドルをコピーしたい方向にドラッグします。フィルハンドルはとても小さな ■ の形をしていますのでマウスで操作する際には、マウスポインタの形が ＋ になった状態を確認してからドラッグしましょう。

前述したとおり、連続データの場合には自動で更新してくれますが、自動更新してほしくない時は、Ctrlキーを押しながらフィルハンドルをドラッグすると、単なるコピーになります。また、単純な数値（1など）は連続データではないので自動更新されず単なるコピーになりますが、Ctrlキーを押しながらフィルハンドルをドラッグすると「２、３、４、…」のように自動更新してくれます。興味のある方は是非いろいろ試してみてください。

それでは、次回『Excelコソコソ噂話（其の弐）』をご期待ください！　(筆者注：予告なく内容を変更することがあります)