戻り梅雨

経理担当の鈴木です。

確か今年は観測史上最速の梅雨明けだったはずですが、日立市の直近1週間の天気は晴れ3日間、曇り2日間、雨2日間。これだけ見ると、半分近く晴れだしこんなものかと思いそうですが、最高気温の平均が27.1度、平均湿度が87.6%となると、「戻り梅雨」という言葉を思い出さずにはいられないですね。梅雨明け前後の6月最終週の最高気温の平均が32.9度でしたから(暑すぎ…)、差は歴然としています。

「戻り梅雨」といいますが、戻り梅雨ってそもそも何なのでしょう。

何だってそれは梅雨が戻ったってことだろうという話なのですが、では、具体的に天気や天気図がどうなったら梅雨というのか、ちゃんとは知らないなと思い、ググってみました。

意外なことに、気象庁では梅雨の定義を「春の終わりから夏にかけて、雨や曇りの日が多くなる現象、もしくはそういった期間」としていて、梅雨前線の停滞や雨の量など、現象や数値で梅雨を定義しているわけではないそうです。なるほど、だから梅雨入り、梅雨明けって、「~ごろ」というあいまいな表現が使われるのですね。

そういえば、過去には梅雨明けを発表したのに取り消しをされたなんて年もありました。1993年、天候不良による米の不作でコメ騒動があった年ですね。思えば、この年に初めてタイ米を食べたものです。

気象庁ともあろうものが、正式に発表した梅雨明けを取り消しとか適当なことをして良いのでしょうか?

いいんです。(〇ビラ風)

実は梅雨入り、梅雨明けというのは2度、決める時期があるそうです。6月ごろに1度目の発表がありますが、これで確定というわけではなく、9月ごろに実際の天候経過を考慮した上で検討し、梅雨入り・梅雨明けの確定を行います。当たり前ですが、気象庁は適当ではありませんでした(笑)

まぁ、定義にはまっていようといまいと、今現在が梅雨の様な天候で毎日ぐずついているのは事実です。

とはいえ晴れたら晴れたで酷暑に疲れてしまいそうですし、もはや雨乞いならぬ秋乞いをするしかない、今日この頃でした。

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