餅は餅屋(久々のことわざシリーズ)

講師担当の櫻庭です。

第1教室ではWordとExcelの授業が一通り終了しました。

ご承知のとおり、Wordは文書作成、Excelは表やグラフの作成を得意とするアプリケーションソフトです。たとえば、Wordで文書を作成する際、Wordでも表の作成はできますが、面倒な計算式や関数は使えません。Excelで表やグラフを作成してから、それをWord文書に貼り付けて報告書を作成することはよく行われていますよね。「餅は餅屋」※です。

※「餅は餅屋」:「物事には専門家がいて、それぞれの専門家にまかせるのが一番である」ということわざ。

さて、Excelで作成した表をWord文書に貼り付けるには、いわゆるコピペ(コピー&ペースト)の手順で行うのですが、貼り付ける際に様々な貼り付け方を選択できます。これを「貼り付けオプション」と呼びます。主な選択肢は下記のとおり。

  1. 元の書式を保持:Excelの書式のままで貼り付けます。
  2. 貼り付け先のスタイルを適用:Wordの標準の表のスタイルで貼り付けます。
  3. 図:表を図(画像)として貼り付けます。表の編集はできなくなります。

上記の1と2で「リンク貼り付け」を選択すると、元のExcel表のデータを書き換えたときに、Wordに貼り付けた表のデータも更新できます。なお、貼り付けオプションは、貼り付ける前でも張り付けた直後でも指定できます。WordとExcelそれぞれのアプリケーションの特性を活かして、効率的に文書を作成していきましょう。

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