星に願いを

講師担当の櫻庭です。

10月も半ばを過ぎ、秋も深まってきて日が暮れる時刻がどんどん早くなってきましたね。

帰宅する18時前後の時間帯では真っ暗になっています。

先週、帰宅時に駅から歩いて帰るときに南の空にひときわ明るい星が2つ輝いていました。木星と土星です。同じ方向に月も出ていたので、さながら天体ショーの趣でした。

秋は空気も澄んでいるので天体観測にはもってこいの季節です。

土星や木星は太陽系の惑星ですが、夜空に輝くほとんどの星は恒星です。

恒星は遥か遠くにある太陽のような「燃える星」です。惑星と恒星を簡単に見分ける方法を知っていますか?

チカチカと瞬いて見えるのが恒星で、瞬かないのが惑星です。この違いは地球からの距離によるものです。「明けの明星」、「宵の明星」で有名な金星もひときわ明るいので見つけやすい惑星ですね。

さらに、今週10月21日(木)にはオリオン座流星群の活動が極大となります。21日の深夜から22日の明け方にかけてが一番の見頃になるようです。

ただ残念なことに、月明かりの影響で観察の条件は良くないようです。1時間あたり数個程度の予想。防寒の準備を万全にして秋の夜長に星空を眺め、遥か彼方の宇宙に思いを馳せるのも一興ですね。

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