もしもピアノが弾けたなら

パソコン講師担当の櫻庭です。

先月10月17日に俳優の西田敏行さんが76歳で亡くなりました。

彼が主演し、1981年4月から放映された『池中玄太80キロ』第2シリーズの挿入歌として作られた曲が掲題の「もしもピアノが弾けたなら」です。
訃報を伝えるニュースのBGMでこの曲がかかっていましたが、この曲は私にとって非常に思い出深い曲です。

今の私を知っている方からは想像もできないと思いますが、若かりし頃(30代前半)の私は「非常にシャイなナイスガイ自分で言うか?)」でした。人前で歌を歌うなどとんでもない話で、カラオケでマイクを渡されても頑として歌うことを拒み続けていました。
ところがある飲み会でどうしても歌わざるを得ない状況に陥り、しかたなく人前で生まれて初めて歌ったカラオケが「もしもピアノが弾けたなら」だったのです。

初めてのカラオケを緊張しながら歌っていてふと周りを見回してみると「誰もオレの歌を聞いてねーじゃねーか!!」ということに気づきました。次の曲を選ぶのに夢中で、人の歌なんか誰も真剣に聞いていないのです

遅まきながら「そうか!カラオケは自分が楽しめばいいんだ!」ということに気付いた彼は、それからは怒涛のように歌いまくっていたんだとさ。

めでたしめでたし。

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